
博多大丸(福岡市)は改装していた大丸福岡天神店本館地下の食品売り場を全面開業した。高級チョコレート「ゴディバ」が手掛けるベーカリー「ゴディパン」が九州初出店し、明太子コロネなどが好評。福岡の人気洋菓子店「チョコレートショップ」も初の百貨店出店で天神店限定のチョコどら焼きを目玉に据えた。改装により2027年2月期の食品売り場売上高を前期比20%増やす計画。
デパ地下の集客力低下に悩む経営者にとって、有名ブランドの誘致で行列ができる光景は羨望と焦りの両方を感じさせるはずです。
百貨店の地下食品売り場は、話題性の高い専門店・ブランドを誘致することでフロア全体の回遊性と売上を高める戦略が主流になっています。今回のゴディバのベーカリー進出も、単品の人気だけでなく改装全体の売上目標(20%増)を後押しする布石と位置づけられます。
個店で同じ規模の投資は難しくても、地域内の百貨店やSCとのコラボ出店、期間限定のポップアップ出店で話題性を借りるという道もあります。また、目玉商品を1つに絞って発信力を高める手法は、規模の大小を問わず参考にできる点です。