対象決算期:2026年3月期 通期(2025年4月1日〜2026年3月31日)
ゼンショーホールディングスの決算は、売上高1,264,053百万円(前年同期比+11.2%)、営業利益81,440百万円(同+8.4%)、純利益45,812百万円(同+16.6%)と、数字だけを見れば「好調」の一言で片づけられそうな内容だ。しかし営業利益率は6.4%と前年同期の6.6%から0.2ポイント低下しており、稼ぐ力そのものは微妙に弱まっている。営業利益の増加6,312百万円の内訳を分解すると、増収による押し上げ効果が8,418百万円ある一方、利益率悪化によるマイナス効果が2,106百万円生じており、今回の増益はあくまで「売上の勢い」が支えたものだと分かる。この記事では、この構造を数店舗〜数十店舗規模の経営に置き換えたとき何が学べるかを解説する。
増収がけん引した最高益、営業利益率はなぜ0.2ポイント下がったのか
今回の決算の核心は、増収増益という結果の裏で稼ぐ力がわずかに落ちていることだ。売上高は1,264,053百万円と前年同期比+11.2%、営業利益は81,440百万円と同+8.4%、経常利益は78,257百万円と同+8.9%、純利益は45,812百万円と同+16.6%と、いずれも増加している。