「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションは2027年4月入社の新卒初任給を30万円に引き上げると発表した。従来の25万9000円から約2割の増額となり、堅調な業績を背景に採用人数の拡大も見込む。外食業界ではゼンショーが初任給31万2000円を掲げるなど、大手チェーン間で新卒獲得を狙った待遇改善競争が広がっている。
人手不足の中で新卒採用の重要性は増す一方、大手の初任給引き上げを見ると、中小・個店の経営者ほど採用競争の厳しさを痛感するのではないでしょうか。
物語コーポやゼンショーのような業績が堅調な大手外食チェーンは、初任給を大きく引き上げることで新卒市場での存在感を強めています。これは業界全体の賃金水準を引き上げる一因となり、資本力の乏しい企業との採用競争力の差が広がる構造的な動きと位置づけられます。
大手と同水準の初任給を用意できない場合でも、勤務時間の柔軟性やキャリアパスの明確化、独自の福利厚生で差別化する道もあります。また新卒採用にこだわらず、中途採用や外国人材、シニア層の活用など採用チャネルを広げる選択肢も考えられます。
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