
熱海を拠点に「熱海温泉毒饅頭」「熱海ラムネ」「熱海桜」などのヒット商品を生み出してきた伊豆半島合同会社が、飲食事業を分社化し「伊豆半島株式会社」を新設した。人気の「熱海ミニ横丁」には累計7万5,699人が来場したとされ、観光土産・飲食事業の拡大に合わせて組織体制を再編した動きとみられる。
地方の観光地から生まれたヒット商品が、8年かけて会社を二つに分けるまで成長したというのは、コツコツ続けてきた飲食・土産事業者にとって励みになる話です。
観光地の土産・飲食ビジネスは季節変動や来場者数に左右されやすく、事業が育つと運営の複雑さも増します。今回のように事業を分社化して体制を整えるのは、規模拡大に伴う組織的な対応の一例といえます。
事業が育ってきた際には、既存法人のまま拡大を続ける道もあれば、今回のように事業ごとに会社を分けて意思決定を明確にする道もあります。人気商品・観光施設を運営する事業者にとっては、成長段階に応じた組織の見直しを検討するタイミングを探る参考になりそうです。