
WDI(3068)は2026年8月18日、香港系点心ブランド「添好運」に関する4件の取引を同時公表した。北米では3件の取引を合計505万米ドルで譲渡する一方、日本では合弁会社の持分30%を追加取得し、70%から100%の完全子会社化を行う。株式・地域展開権・店舗設備・賃貸借・運営権など、同じブランド名でも権利が複数契約に分かれて構成されている点が特徴で、北米は手放し日本は深耕するという対照的な戦略が示された。
海外進出と国内投資を同時に進める大手の動きは、規模の小さい店舗にとっても他人事ではなく、ブランド展開の難しさを実感させられるニュースです。
外食チェーンが海外市場からの撤退と国内での持分拡大を同時に発表するのは、地域ごとの収益性や成長余地を見極めた再編の一環と位置づけられます。ブランドの権利が株式・出店権・店舗資産・運営など複数の契約に分かれている点も、多店舗展開の実態を示しています。
自社の海外展開を検討する際は、地域ごとの契約形態や撤退時の条件を事前に整理しておくという道もあります。また国内では合弁からの完全子会社化のように、経営権を強めて意思決定を迅速化する選択肢も考えられます。