京都の有限会社らくちんが展開する「大衆酒場フレンチマン」が10店舗を達成した。もとはフレンチビストロだったが、フレンチの調理技術を生かしつつ大衆酒場業態に転換し急成長。梅田の店舗では約19席という小規模店舗ながら月商1300万円超という高い生産性を記録している。大阪・兵庫を中心に東京・福岡へも進出を進め、今後はFCパッケージの提供による加盟店展開も始めている。
少ない席数でここまでの売上を叩き出せると聞くと、自店の生産性はどうかと考えさせられる経営者も多いはずです。業態転換という大きな決断を実行して成功させた事例には、勇気づけられる部分もあるでしょう。
フレンチの技術を「気軽な酒場」という形式に落とし込み、単価を抑えつつ高い坪効率を実現した業態転換の成功例です。実績を積んだうえでFCパッケージ提供に踏み出す動きは、直営で磨いたノウハウを外部展開で収益化する近年の外食業界の典型的な成長パターンの一つと位置づけられます。
自店の業態や客層に、既存の得意技術を組み合わせて別の形式で提供し直すという発想を試す道もあります。また小型店で高い坪効率を目指す設計を見直す道や、逆に自社の強みをFCやライセンス化して外部に展開する選択肢を検討する道も考えられます。
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