
幸楽苑ホールディングスの8月度既存店売上高は前年同月比6.7%増となり、客数も5.0%増加した。客単価の上昇に加え客数そのものも伸びており、値上げによる一時的な増収ではなく、来店客数の回復を伴う形で増収基調が続いていることが示された。ラーメンチェーン大手の動向として、業界全体の集客状況を見る上での参考材料となる数字である。
客数まで伸びているという数字を見ると、値上げの影響で客足が鈍っている店舗の経営者にとっては羨ましく感じる部分もあるのではないでしょうか。
大手チェーンの既存店売上が客単価だけでなく客数の伸びを伴って増収を続けているのは、業界内でも良い部類に入る動きです。単なる値上げ効果ではなく、来店動機そのものが強まっていると見ることもできます。
こうした数字を見て、自店のメニュー訴求や価格戦略が客数にどう影響しているかを改めて点検してみるという道もあります。また、大手の集客施策やメニュー展開を参考に、自店に取り入れられる要素がないか探ってみるのも一つの方法です。