
中国・九州地方で食品スーパーを展開するリテールパートナーズが、惣菜製造子会社を持つ日髙ホールディングス(宮崎県川南町)を子会社化した。傘下の惣栄食品は和惣菜・巻き寿司・おはぎで宮崎県内シェア首位、売上高9億1100万円・営業利益9400万円(2026年3月期)。傘下のマルミヤストアを通じ全株式を取得、取得日は2026年8月21日、取得価額は非公表。惣菜事業の商品供給体制強化が狙い。
惣菜・中食の需要が伸びる中、自社での商品開発力や供給体制に悩む経営者は多いはずです。地域で強みを持つ製造子会社を持つ意義を改めて感じさせるニュースです。
食品スーパーが惣菜製造機能を内製化・グループ化する動きは、原価管理や差別化商品の確保という観点から広がっています。今回はスーパー側が地域シェア首位の惣菜メーカーをM&Aで取り込む形で、供給網の垂直統合が進んでいます。
自社で惣菜製造機能を持つか、地域の製造業者と提携するか、あるいは外部仕入れを維持しつつ差別化商品だけ共同開発するかなど、規模に応じた選択肢があります。M&Aだけでなく業務提携やOEM活用という道も検討の余地があります。