
くら寿司は5日、開催中の「ちいかわ」コラボキャンペーンを6日の営業開始時から中止すると発表した。発端は「ビッくらポン!」の景品の取り扱いに関するSNS投稿で、同社は2日に調査開始を公表。景品は原則として鍵付き倉庫で保管し、複数人での開封・補充を行う管理体制だったが、調査公表から3日後に従業員による不正が判明し、全施策の中止に至った。
人気キャラクターとのコラボは集客の切り札だっただけに、現場スタッフの不正一つで台無しになるのは経営者として本当に悔しい話です。せっかくの企画が信頼問題に発展する怖さを、自分事として感じた方も多いのではないでしょうか。
景品つきキャンペーンは大手チェーンほど大規模に展開しやすい反面、店舗数が多いほど現場オペレーションの管理が難しくなる構造的な弱点を抱えています。今回はSNSでの指摘が発端となり、社内調査から不正発覚、施策中止までがわずか数日で公になった点が特徴です。
景品や在庫の管理を「鍵付き保管+複数人チェック」のようなルール化で二重三重に固める道もあれば、SNS上の指摘に対して初動で迅速に調査・情報開示を行い信頼低下を最小限に抑える道もあります。コラボ企画の規模が大きくなるほど、現場への周知徹底や監査体制の強化を並行して検討する余地がありそうです。