くら寿司は8月21日から実施していた『ちいかわ』コラボキャンペーンを、9月6日の営業開始時点で全面中止すると発表した。景品の店員による抜き取り疑惑が指摘され、9月2日に調査を表明。その3日後には「ビッくらポン!」の景品配布、オリジナル湯呑みや寿司皿のプレゼント、コラボメニュー、店内装飾まで全施策の停止に至った。不正行為の具体的な内容や規模は明らかにされていない。人気キャラクターグッズがフリマアプリで複数転売されていたことも指摘されている。
人気コラボで盛り上がっていた矢先の不正発覚は、現場を任されている経営者にとって他人事ではない痛手だと感じます。せっかくの集客施策が信頼問題にすり替わってしまう怖さは、規模を問わずどの店にも起こり得ることです。
大手チェーンのコラボキャンペーンは集客力が強い分、景品管理や従業員教育の甘さが一気に表面化しやすい構造にあります。今回のように調査表明からわずか数日で全面中止という判断が下されたのは、ブランドイメージ毀損のスピードの速さを裏付けています。
景品や限定グッズを扱う施策では、配布ルールの明文化と在庫・配布数のダブルチェック体制を整えるという道もあります。従業員に対しては不正の抑止だけでなく、コラボの意義や顧客への影響を共有し当事者意識を持たせる教育を組み合わせる方法も考えられます。加えて、SNSやフリマアプリでの転売状況を早期に把握できる監視体制を用意しておくという選択肢もあります。
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