
東京ディズニーシーで、ドナルドダックをイメージした黄色いナンの本格バターカレーを含む「スペシャルセット」(1580円)が新メニューとして登場した。テーマパーク内飲食は、味だけでなくキャラクターとの一体感や写真映えといった体験価値が価格を正当化する要素となっている点が特徴的な事例といえる。
キャラクターの力で客単価の高いメニューが成立しているのを見ると、自店の商品力だけで勝負する厳しさを感じる経営者も多いのではないでしょうか。
テーマパークの飲食は、味そのものよりも「体験」や「写真映え」が価格を支える構造になっており、一般の飲食店とは競争軸が異なります。とはいえ、見た目や物語性で付加価値を作るという発想自体は業態を問わず参考になる部分があります。
自店でもキャラクターや世界観に頼らず、盛り付けやネーミングで「体験」を演出するという道もあります。また、SNS映えを意識したメニュー開発で単価アップを狙うという方法も考えられます。まずは自店の看板メニューに何かひとつ「物語」を添えられないか検討してみるのも一案です。