
韓国の第1世代韓国料理フランチャイズ「ノルブ」が企業再生手続きを申請した。プデチゲやボッサムを主力に一時1000店を超える加盟店網を展開し、国内外食フランチャイズ市場を主導した存在だったが、経営難に陥り再生手続きに至った。急拡大した外食フランチャイズが数年後に失速する事例として注目される。
かつて業界の顔として知られたブランドが再生手続きに至ったと聞くと、フランチャイズ展開に携わる経営者ほど不安を感じるのではないでしょうか。
1000店超という規模まで拡大したフランチャイズでも、経営環境の変化や本部運営の課題によって急速に失速することがあるという構造的なリスクを示す事例といえます。単品業態のブランド力だけでは長期の成長を維持しにくい実態が浮かびます。
急拡大期に加盟店支援体制や収益構造を継続的に見直す道もありますし、看板メニューへの依存度を下げて商品ラインナップを分散させる道もあります。また拡大速度をあえて抑え、既存加盟店の収益性を優先する経営判断という選択肢も考えられます。