
物価高で外食費が上昇する中、大分市のIT企業が2016年に始めた「GoSmart」が注目されている。企業が福利厚生として登録飲食店での会計時にアプリで割引を適用し、街中の店を社員食堂のように利用できる仕組み。食堂整備が不要なため中小企業でも導入しやすく、4月に食事補助の非課税限度額が月3500円から7500円へ引き上げられたことも後押しし、企業からの問い合わせが増加。大分市の建設会社・平倉建設でも約1年前から導入されている。
物価高でランチ代の負担が増す中、こうした福利厚生サービスの広がりは従業員だけでなく飲食店側にも歓迎される変化だと感じる経営者も多いはずです。
社員食堂を持てない中小企業でも、街の飲食店と提携する仕組みなら低コストで福利厚生を実現できます。非課税限度額の引き上げという制度変更も後押しとなり、こうしたサービス導入企業が増える構造が生まれています。
飲食店側としては、こうした福利厚生アプリの登録店になることで平日ランチの安定集客につながる可能性があります。一方で割引分の負担をどう設計するかは慎重な検討が必要で、単価の高い時間帯やメニューと組み合わせて収益を確保する工夫も考えられます。