くら寿司は9月5日、「ちいかわ」とのコラボキャンペーン景品を従業員が横領していたと発表した。キャンペーンは8月21日から9月末まで実施予定だったが、不正発覚を受けて翌6日から中止となった。転売の有無については確認中としており、同社は「深くお詫び申し上げます」とコメントしている。来店客からは信頼低下を懸念する声も上がっている。
人気コラボを楽しみに来店したお客さんの落胆や、店の信頼が揺らぐことへの不安は、現場を預かる経営者として他人事ではないはずです。従業員管理の難しさに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
コラボ景品は集客力の高い販促施策である一方、在庫や配布の管理が現場任せになりやすく、不正が起きた際のブランドイメージへの打撃は大きくなります。今回のような大手チェーンの事例は、同様のキャンペーンを行う他店にとっても管理体制を見直す契機になり得ます。
景品や在庫の管理を複数人でのダブルチェック体制にする、配布記録をデジタルで可視化するといった仕組みづくりが選択肢として考えられます。また、従業員への教育や倫理研修を通じて不正防止の意識を高めるという道もあります。