
くら寿司は「ちいかわ」とのコラボキャンペーンについて、従業員による不正行為が判明したとして、6日の営業開始から中止すると発表した。SNS上でビッくらポンの景品が不適切に取り扱われているとの指摘を受け調査していたもので、当初は「鍵付き倉庫での厳正管理」と説明していたが、その後の調査で従業員の不正が確認された。フィギュアやアクリルマグネット、缶バッジ、湯呑み、寿司皿、レシート応募キャンペーン、コラボメニューなど幅広い施策が対象となった。
人気コラボが台無しになったニュースを見て、他人事とは思えないと感じる経営者も多いはずです。現場の一人の不正行為が、会社全体の信頼を大きく傷つけてしまう怖さを改めて実感させられます。
人気IPとのコラボは強力な集客施策になる一方、景品や限定グッズが絡む企画は転売や横流しといった不正の温床になりやすい構造があります。今回は「厳正な管理」を説明していた矢先に不正が発覚したことで、内部統制の実効性そのものが問われる事例になっています。
景品・限定品を扱うキャンペーンでは、担当者を分散させつつ相互チェックできる体制を設ける、在庫や配布記録を定期的に外部監査する、といった方法もあります。またSNSでの通報を早期に拾い上げ、迅速に事実確認・公表する仕組みを整えておく道も考えられます。