韓国・釜山発祥の旨辛鍋「ナッコプセ」を看板にした「サウィ食堂」が、月1ペースの出店で店舗網を広げています。従来のコリアンタウン中心から、それ以外の立地にも出店エリアを拡大している点が注目されます。
「サウィ食堂」の拡大が示す本質は、専門料理チェーンが「本場らしさ」を保ったまま、原産地コミュニティの外へ市場を広げつつある点だ。
背景には、
・コリアンタウンという「本場感」に支えられた立地からあえて外へ出る戦略転換
・月1出店という着実なペースが急拡大によるブランド希薄化を避けている可能性
・ナッコプセという専門性の高いメニューが一般層にも受け入れられる普遍性を持ち始めた証左
がある。
これはエスニック料理全般に言えることだが、「本場の空気ごと売る」段階から「料理そのものの魅力で売る」段階へ移行できるかが、専門料理チェーンの成長上限を左右する。
専門性の高い業態を営む店舗ほど、自店の商品が「立地の物語」に依存しているのか「味そのもの」で勝負できているのかを一度検証する価値がある。
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