
伸和ホールディングス(札幌)は8月26日、焼き肉店「岩見沢精肉卸直営牛乃家北3条店」を札幌市中央区北3西2にオープンした。札幌市内の本店、函館美原店に続く3店舗目となる。同店ではサフォーククロス種のブランド羊肉を使ったラムチョップなどをジンギスカン鍋で提供する点が特徴で、精肉卸直営という強みを生かした肉質・価格訴求が軸になっているとみられる。
精肉卸直営という強みを持つ店が、着実に出店を重ねているのを見ると、自店の強みをどう出店戦略に落とし込むかを改めて考えさせられます。
焼肉業態の中でも、ジンギスカンやブランド羊肉といった食材の個性を前面に出す店は、原価高騰が続く牛肉一辺倒の焼肉市場と差別化しやすい位置づけにあります。精肉卸直営という業態は、仕入れコストの優位性を出店拡大の原動力にできる点が特徴的です。
自社の仕入れルートや食材の強みを核にメニューや出店エリアを絞り込む方法もあれば、ブランド食材を看板にして客単価を上げる方向を検討する余地もあります。既存業態の延長線上で新店を出すか、新業態として切り出すかも選択肢として考えられます。