
サイゼリヤの松谷秀治社長が2026年7月15日の決算会見で、CPI動向を見ながらアフォーダブルプライスの範囲内での価格改定を視野に入れると表明した。実施されれば2020年以来およそ6年ぶりの本格的な価格見直しとなる可能性がある。原材料価格や店舗賃料の高騰を客数増や販管費圧縮だけでは吸収しきれなくなったことが背景で、発表翌日には株価がストップ高となるなど市場は好意的に受け止めた。値上げ幅や時期、対象メニューは7月末時点で未確定。
「あのサイゼまでついに」と感じた経営者は多いはずです。低価格の代名詞だった店が動いたことで、自店の据え置き価格への迷いが一気に強まった人もいるのではないでしょうか。
サイゼリヤは長年、規模の経済と徹底したコスト管理で値上げをせずに成長してきた象徴的存在でした。その企業でさえ原材料・賃料高騰を吸収しきれなくなったことは、業界全体で「据え置き経営」の限界が近づいていることを示す構造的なサインといえます。
全業態一律で一気に値上げする道もあれば、サイゼリヤのように立地や時間帯で価格に差をつける方法を検討する道もあります。値上げ幅を小さく抑えつつ客単価アップ策(サイドメニュー強化など)と組み合わせて収益を確保する選択肢も考えられます。
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サイゼリヤ値上げの背景に粗利圧迫、効率化だけでは吸収できない原価高騰飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食経営者のためのメディアです。無料会員になると、自分の業態を選んで関係するニュースを前に出せます。
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