
安楽亭の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)決算は、売上高74億6,400万円で前年同期比0.1%減とほぼ横ばい。一方、コスト増加により営業利益は2億3,300万円(同18.1%減)、経常利益は1億8,900万円(同26.3%減)と減益となった。ただし特別利益の計上により最終利益は1億5,600万円と同98.7%増を確保した。主力は焼肉・七輪房業態、アークミール業態など。
売上は維持できているのに利益が削られていく、この感覚は多くの焼肉・外食チェーン経営者に共通する悩みではないでしょうか。
安楽亭の決算は、集客そのものは大きく崩れていない一方で、原材料・人件費などのコスト増が利益を圧迫する構図を示しています。特別利益で最終黒字を確保した形ですが、本業の収益力の低下は業界全体に共通する課題と位置づけられます。
コスト増を価格転嫁で吸収する道もあれば、メニュー構成や仕入れの見直しで原価率を抑える道もあります。また、複数業態を展開する強みを活かし、業態間でリソースを再配分するという選択肢も考えられます。