シニア世代が働く食堂「ジーバーFOOD」が初めて都内に出店した。同じ看板で店舗展開を続けることで認知度を高めており、今後は全国1,889市区町村への展開を目指すとしている。おにぎりなどを扱う食堂業態で、シニア人材の活用を軸にした成長戦略を打ち出している点が特徴。
人手不足に悩む中で、シニア人材の活用に活路を見出す動きは多くの経営者にとって気になる事例だろう。
労働力人口の減少が続く外食業界では、シニア層の戦力化が一つの解決策として注目されている。同一ブランドでの多店舗展開により認知度を積み上げる手法は、地方の小規模商圏への浸透を狙う上でも参考になる位置づけといえる。
シニア人材を戦力化する上では、時短勤務や役割分担の工夫を取り入れるという道もあるし、地域密着型の小商圏出店でブランド認知を積み上げるという道もある。自店の商圏特性や人材構成に応じて、こうした事例のどの部分を取り入れられるか検討してみる価値はありそうだ。