
中国の日本産水産物輸入禁止で行き場を失った国産ホタテを救うため、にぎり長次郎・廻転寿司CHOJIRO京都・すし銚子丸・金沢まいもん寿司・魚魚丸・清次郎など全国のグルメ回転寿司6社(5グループ)が業界初の共同プロジェクト「プロジェクトH」を発足。2023年11月6日から全国209店舗で、各社が地域の名物をヒントに考案したホタテ寿司5種を盛り合わせた「絆のホタテ五貫盛り」(1280円税込)を期間限定で販売した。
仕入れ先の産地が急に販路を失う様子を見ると、明日は自分の店かもしれないと感じる経営者は多いはずです。競合同士が手を組んで動いた事実に、勇気づけられる読者もいるでしょう。
中国の輸入禁止措置で国産ホタテの需給バランスが崩れ、産地は在庫過多に陥りました。今回は本来ライバルである回転寿司チェーン同士が、レシピを共有し合う形で共同企画を実現した点が業界的に珍しい動きです。
単独では難しい産地支援や話題づくりも、同業種の複数企業が連携すれば発信力や調達力を高められるという道もあります。一方で、自社の強みを生かした単独の産地応援メニューで差別化を図るという選択肢も考えられます。
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