あきんどスシローは7月22日から一部商品の価格改定を実施した。「厳選まぐろ赤身」は税込120円〜から150円〜に値上げし、対象は定番メニューの約1割で1年ぶりの値上げとなる。値上げ幅は20〜30円で、店舗形態により最低価格は郊外型150円、準都市型160円、都市型180円と差がある。一方「サーモン」「いか」「えび」など人気商品は120円〜のまま据え置き、しゃりも国産米100%を継続する。物流費・人件費の上昇や漁獲量変動が理由とされている。
仕入れコストが上がる一方で全品を値上げできない苦しさは、多くの経営者が共感できる悩みだと思います。人気商品は据え置き、原価が上がった品目だけを選んで調整する判断は簡単ではなかったはずです。
大手回転寿司チェーンでも全面値上げではなく、対象を定番メニューの約1割に絞り、人気商品は据え置くという選択的な価格改定が主流になっています。物流費・人件費の上昇や漁獲量の変動という構造的なコスト圧力は、規模の大小を問わず業界全体が抱える課題です。
すべての商品を一律に値上げするのではなく、原価上昇の大きい品目だけを見直す方法や、人気商品は価格を維持しつつ内容量・提供形態で調整する方法など、複数のアプローチが考えられます。店舗形態や客層に応じて価格帯を分ける手法も一つの選択肢です。
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