
ラーメンチェーンを展開する丸千代山岡家は、8月の既存店売上高が前年同月比9.1%増、既存店客数も同9.1%増となったことを発表した。客数と売上の増加率が一致しており、単価上昇よりも来店客数そのものの増加が業績を押し上げた形とみられる。既存店ベースでの好調は、同業態の集客力の強さを示す材料として注目される。
客数そのものが伸びているという数字を見ると、同じラーメン業態や外食を営む経営者としては励みになると同時に、自店との差にどうしても目が向いてしまうのではないでしょうか。
既存店売上と客数が同率で伸びているという事実は、値上げによる単価押し上げではなく、実際に来店客が増えていることを示しています。ラーメン業態全体の需要動向や、チェーンとしての集客施策の効果が表れている可能性がある局面です。
こうした好調チェーンの動きは、メニュー構成や価格戦略、店舗運営の工夫を見直すきっかけとして参考にする道もありますし、逆に自店の強みである個店らしさをより打ち出す方向で差別化を図る道も考えられます。いずれにしても、業界全体の客数トレンドとして注視しておく価値はありそうです。