スターツコーポレートサービスの調査で、出社したくなるオフィス設備の1位に「社員食堂」が挙げられた。物価高による食費負担の増加が、出社の動機付けとして社食の価値を高めている背景がある。企業側の福利厚生としての社食導入・運営が、従業員の出社意欲やオフィス回帰に影響する要素として注目されている調査結果である。
物価高で家計の食費負担が重くのしかかる中、職場での食事提供が従業員にとって大きな安心材料になっているという結果には、うなずく経営者も多いのではないでしょうか。
この調査は主にオフィスワーカー向けの福利厚生としての社食を扱っていますが、企業の食のニーズが「安く・安心して食べられる場」に向いているという流れは、外食・中食業界全体にも通じる構造的な動きと言えます。
社食需要の高まりを商機と捉え、企業向けのケータリングや弁当供給、法人向けメニュー開発に力を入れるという道もあります。また、近隣オフィス街への出店やランチ需要の取り込み強化を検討するという選択肢も考えられます。