
長野県のJA信州うえだ真田地区事業部と上田市の人気パン店「若林パン」が連携し、特産の菅平高原産レタスを使った「レタスサンド」を開発した。レタスのシャキシャキ感とクロワッサンの食感を組み合わせたのが特徴で、8月末までの期間限定販売。きっかけは集出荷担当職員の「地元でもっと食べてほしい」という一言で、店主が地元食材を使う商品化に共感して実現した取り組み。
地域の生産者と飲食店が手を取り合って一品を作り上げるストーリーには、多くの経営者が心を動かされるのではないでしょうか。地元愛から生まれた商品が話題になる様子は励みになります。
JAと地域の飲食店が連携し、地場産品を活かした限定商品を打ち出す取り組みは各地で広がりつつあります。単なる食材供給にとどまらず、共同開発というかたちで商品価値と地域の物語性を高める動きの一例といえます。
自店でも地域の生産者やJAと直接つながり、限定商品の共同開発を検討するという道もあります。また期間限定という手法で話題性を作り、来店動機につなげる方法も考えられます。地元食材のストーリーをSNSやPOPで発信し、価値を伝える工夫も選択肢の一つです。