
コロワイドグループのC-United株式会社は、『カフェ・ベローチェ』『珈琲館』『カフェ・ド・クリエ』を含む全8ブランドで、2026年9月1日以降、ブランドごとに順次商品価格を改定すると発表した。原材料価格・包装資材価格・人件費・物流コストの上昇が背景で、これまで生産性向上や業務効率化、経費削減により価格維持に努めてきたが、品質とサービスを継続的に提供するため見直しに踏み切るとしている。具体的な値上げ幅や対象商品は今後ブランドごとに公表される見通し。
原材料や人件費、物流コストの上昇に耐えながら価格を据え置いてきた努力が、いよいよ限界に近づいているという状況は、多くの飲食店経営者にとって他人事ではないはずです。
大手カフェチェーンが複数ブランド一斉に値上げへ踏み切ることは、業界全体のコスト構造がすでに個社努力の範囲を超えつつあることを示しています。大手の動きは、価格改定のタイミングや幅について中小店舗が判断する際の一つの目安にもなりやすい構造があります。
値上げの幅やタイミングを大手の発表に合わせて検討する道もあれば、メニュー構成の見直しやコスト削減余地の再点検を先に行うという道もあります。また、値上げの理由を丁寧に顧客へ伝えることで納得感を高めるという方法も選択肢として考えられます。