
トリドールホールディングスが発表した2026年4〜6月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比31%減の30億円となった。主力の「丸亀製麺」は増収を確保したものの、人件費などのコスト増を吸収しきれず、利益面では減益に転じた。売上は伸びても収益性が悪化する構図が明らかになった形だ。
客足が戻り売上が伸びているのに、利益がついてこない――同じ悩みを抱える経営者は多いはずです。
人手不足による人件費上昇は大手チェーンでも吸収しきれないほど重く、増収減益という形で業績に表れています。原材料高に続き人件費が収益を圧迫する構造は、業態やチェーン規模を問わず広がっている可能性があります。
メニュー価格の見直しや業務効率化による省人化投資で対応する道もあれば、高単価商品や付加価値の強化で客単価を上げる方向もあります。人件費増を前提とした利益計画への見直しも一つの選択肢です。