
味の素冷凍食品は2026年4月から南良勉氏が社長に就任する。南氏は2017年以降、インドネシア・フィリピン・ベトナムの現地法人社長を歴任し、企業理念を軸にした強い組織づくりで業績を牽引してきた。ベトナムでは「国民の幸せと健康に貢献する」というパーパスを掲げ、2012年から日本式給食システムを展開し、現地行政と連携しながら栄養課題の解決に取り組んだ実績がある。国内でも同様の組織強化を進め、業績向上を目指す方針を示している。
経営トップの交代というニュースは、直接自社に関係なくても「組織のあり方」を見直すきっかけになりますよね。
大手食品メーカーが海外での成功体験を国内組織に持ち込もうとする動きは、企業理念やパーパスを軸にした組織運営への注目が業界全体で高まっていることの表れとも言えます。
自社でも理念やパーパスを言語化し直して現場に浸透させるという道もありますし、海外事例のように行政や地域との連携を強化する道も考えられます。まずは自社の規模でできる小さな取り組みから始めるという選択肢もあるでしょう。