
農林水産省の調査によると、今月6日までの1週間で全国スーパー約1000店舗のコメ平均販売価格は5kgあたり3003円となり、前週比109円の値下がりを記録した。2024年9月以来、2年ぶりに3100円を下回った水準となる。内訳では銘柄米が106円安の3023円、ブレンド米などは123円安の2900円となり、いずれも値下がり傾向が続いている。
コメの価格変動は、定食屋や丼物、寿司店など米を主原料とする飲食店にとって原価管理に直結する重要な指標であり、値下がりのニュースには一息つく経営者も多いはずです。
コメの平均販売価格は2024年の急騰以降高止まりが続いていましたが、今回2年ぶりに3100円を下回る水準まで下落しました。銘柄米・ブレンド米ともに値下がりしており、原価上昇に苦しんできた米飯提供店にとっては原価環境が一時的に緩和する兆しとも言えます。
この下落傾向を受けて、原価が下がった分をメニュー価格に反映させずコスト吸収に回すという道もありますし、逆に品質の高い銘柄米への切り替えで商品価値を高めるという選択肢も考えられます。また、まだ変動が続く可能性を踏まえ、当面は仕入れ量やタイミングを慎重に見極めながら様子を見るという方法も検討できます。