
串カツ田中を展開するユニシアホールディングスが7月の月次売上高(速報)を発表した。直営店の既存店売上高は前年同月比0.1%増となり、2カ月ぶりに前年を上回った。客数は3.6%減と苦戦したが、客単価が3.8%増となり全体を押し上げた。7月から再販した「無限ニンニクホルモン串」と新登場の「無限スパイスホルモン串」が好調で、シリーズ出数は過去最高を記録したという。
客数が減る中で売上を前年超えに戻せたのは、経営として一つの安堵材料だと感じる読者も多いはずです。特に既存店の踊り場を経験している経営者には身近な話でしょう。
外食チェーンでは来店客数の減少が続く一方、単価アップで補う構図が広がっています。今回のケースも客数減を客単価増でカバーし、既存店売上を前年並みに戻した典型例といえます。
人気商品の再販や新商品投入で単価を押し上げる方法もありますし、逆に来店頻度を上げる施策で客数の底上げを狙う道もあります。両方を組み合わせて客数と単価のバランスを取るという考え方も選択肢の一つです。