
外食上場企業の決算・IR開示を定点観測する新連載が始動。第1回は丸千代山岡家、ギフトホールディングス、エターナルホスピタリティグループ、くら寿司、バルニバービの5社を分析。山岡家とギフトHDは「客数」の伸びが業績を支えている一方、鳥貴族・くら寿司・バルニバービはそれぞれ異なる事情で成長の踊り場を迎えている。値上げのみでは利益を守りにくい局面に入っているという指摘がポイントの一つとして挙げられている。
決算数字の裏側にある現場の苦労は、経営者にしか分からないものです。客数が伸びているか、値上げに頼らざるを得ないかという違いに、日々の経営判断の重みを感じる方も多いのではないでしょうか。
外食業界全体が値上げによる客単価上昇である程度の利益を確保してきた局面から、次第に「客数」そのものをどう伸ばすかが問われる局面に移りつつあります。同じチェーン業態でも、客数で伸びる企業と踊り場を迎える企業に分かれつつある構造が見えてきています。
客単価の引き上げに頼るだけでなく、来店頻度や新規客数を増やす施策を強化するという道もあります。また、業態やブランドごとの事情を踏まえ、成長が鈍化している要因を個別に分析し、対策を練るという道もあるでしょう。
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