
スターバックスコーヒージャパンは10月9日から、全店舗で定番ドリンクやフードの一部、コーヒー豆の価格を改定する。原材料費・物流費・エネルギーコストの上昇分を反映し、ドリンクは4〜35円、フードは10〜30円(いずれも税込み)の値上げとなる。2杯目を割引提供する「One More Coffee」の価格も引き上げる。同社は2025年から立地に応じた価格設定を導入しており、空港やサービスエリアなど「特定立地価格A」の店舗ではブリュードコーヒーが従来より20円高い420円になる見込み。
原材料や物流コストの上昇は誰しも頭を悩ませる問題であり、大手であっても値上げに踏み切らざるを得ない状況には多くの経営者が共感を覚えるでしょう。
大手カフェチェーンが定番商品の価格を業界全体のコスト構造に合わせて改定する動きは、原価上昇が一時的なものではなく構造的に続いていることを示しており、規模の小さい店舗ほど価格転嫁の判断が難しい立場に置かれています。
値上げのタイミングを大手に合わせて追随するという道もあれば、メニュー構成や仕入れ先の見直しでコスト吸収を図るという道もあり、また立地や客層に応じた価格差をつける手法を参考にするという選択肢も考えられます。