
カプリチョーザなどを運営するWDIが、北米で展開していたティム・ホー・ワン事業を約2.4億円で売却したことが明らかになった。海外事業の再編・選別が背景にあるとみられ、詳細な条件や売却先については限られた情報しか公表されていない。外食大手による海外業態の入れ替えの一事例といえる。
海外展開に挑戦してきた企業の事業売却というニュースには、多くの経営者が複雑な思いを抱くのではないでしょうか。挑戦の裏にある難しさを感じさせる出来事です。
大手外食企業が海外事業のポートフォリオを見直す動きは近年珍しくなく、今回のWDIの売却もその一環と捉えられます。国内外での事業選別・集中は、規模の大小を問わず経営判断として今後も続く可能性があります。
海外展開そのものを見直す道もあれば、逆に国内で得た知見を活かして展開先を絞り込みなおす道もあります。自社の強みが発揮できる市場・業態を見極め、撤退も含めた柔軟な選択肢を持っておくという考え方があります。