岡山市中区海吉に7月完成した「岡山学校給食センター」が9月1日に本格稼働するのを前に、8月26日に南区の中学校への調理・配送リハーサルが行われた。老朽化した既存施設に代わる新センターは、1日の調理能力を従来の2.5倍となる7500食に拡大し、配送先も5校から12校へ増やした。配送ルートの効率化により、これまで自校調理だった南区の中学校にも供給エリアが広がる。
大量調理・配送の切り替えは、現場にとって当日まで気の抜けない緊張の連続だと思います。慣れた自校調理から外部センター方式への移行は、味や温度管理への不安もあるはずです。
学校給食のセンター化・大規模化は、人手不足や施設老朽化を背景に全国の自治体で進む流れの一つです。集中調理によるスケールメリットと、配送距離・時間の制約という課題が同時に存在する構造は、飲食店の大量調理・デリバリー展開とも通じる部分があります。
民間の大量調理事業者にとっても、配送ルートの効率化やリハーサルによる品質担保の工夫は参考になる部分があるかもしれません。自社が大量調理や配送分野に関わる場合、稼働前の試験運用や段階的な拡大というプロセスを取り入れる道も考えられます。