
サイゼリヤは7月15日、2025年9月〜2026年5月期の連結決算を発表。売上高2213億円(前年同期比18%増)、営業利益133億円(同26%増)、純利益87億円(同12%増)で過去最高を更新した。決算会見で松谷秀治社長は、消費者物価指数の動向を見ながら2027年8月期に価格改定を検討する方針を示した。2020年7月の端数調整以来、約6年ぶりの本格的な価格見直しとなる可能性がある。好決算と値上げ期待から株価は急伸し、配当予想も5円増額された。
物価高が続く中でも価格を据え置いてきたサイゼリヤが値上げを検討するというニュースは、「限界まで頑張ってきた」多くの飲食店経営者にとって、他人事とは思えない重みを持って響くのではないでしょうか。
サイゼリヤは看板メニューの価格を長年据え置き、企業努力でコスト上昇を吸収してきた代表格でした。その象徴的な存在が値上げに踏み切るかどうかは、業界全体の価格戦略に対する消費者や他社の見方にも影響を与える可能性があります。
自社でも原材料費や人件費の上昇分を、値上げでどこまで転嫁するか、量や品質の調整でどこまで吸収するかを改めて整理してみるという道もあります。また、大手の動きを見ながら自社の値付けタイミングを検討する、あるいは独自の価格戦略を維持して差別化を図るという選択肢も考えられます。
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