
リクルートのジョブズリサーチセンター調査によると、2026年6月1日時点で2027年卒業予定の大学生(大学院生除く)の就職内定率は77.2%で、5月1日時点から10.2ポイント上昇した。文系75.1%、理系81.1%、地域別では中部82.6%、関東80.3%、近畿78.7%、その他地域67.7%とばらつきがある。進路確定率は57.3%にとどまり、4割以上の学生がまだ進路未定という状況が明らかになった。
新卒採用で人手を確保したい飲食店にとって、学生の内定状況は他業界との競争環境を知る重要な手がかりになります。数字を見て一喜一憂する経営者も多いのではないでしょうか。
内定率が8割に迫る一方で進路確定率は6割弱にとどまり、学生側にはまだ選択の余地が残っています。人手不足が続く飲食業界にとって、新卒採用市場全体の競争激化は既存の学生アルバイト・パート確保の難しさとも連動している構造的な問題です。
新卒採用に力を入れる場合は内定率の伸びが鈍化する前の早期接触という道もありますし、学生アルバイト層の待遇改善で定着率を高めるという道もあります。また、新卒に限らず主婦層やシニア層など多様な人材層への採用チャネル拡大を検討する道も考えられます。