
くら寿司は8月21日からコラボメニューやビッくらポンの限定景品を展開する「ちいかわ」コラボを実施していたが、フリマアプリ「メルカリ」に景品が大量出品されていることが発覚。調査の結果、同社従業員による景品の横領が判明したため、9月30日までの予定だったキャンペーンを9月6日から中止すると発表した。同社は警察にも相談しているとしている。
人気コラボ企画が従業員の不正で台無しになるのは、経営陣にとっても現場スタッフにとっても悔しい出来事だと思います。楽しみにしていた顧客への影響も大きく、対応に追われる担当者の負担も想像に難くありません。
限定景品やノベルティは集客力が高い一方で、在庫管理や配布記録が現場任せになりやすく、不正の温床になりやすい構造があります。フリマアプリの普及で不正流出が可視化されやすくなったことも、今回の発覚につながった一因と言えます。
景品在庫の入出庫を数量ベースで厳格に記録・照合する仕組みを整える道もありますし、複数人でのダブルチェック体制を導入する方法も考えられます。またフリマアプリでの出品状況を定期的にモニタリングし、異常な出品を早期発見する体制を検討する余地もあります。