
崎陽軒は2026年4月2日、常温タイプの新商品「ギヨウザ」を発売した。シウマイと同サイズの一口形状でありながら中身はニラとにんにくを効かせた餃子の味わいで、6個入り350円。もとは2021年に冷凍商品として販売されていたが2025年12月末に一旦終了し、常温タイプへと大幅リニューアルして再登場した形。SNSでも話題を呼び、発売直後には売り切れる店舗も出るなど注目度が高い。
看板商品の枠を超えた新商品づくりに挑む姿勢には、多くの飲食店経営者が背中を押される思いを抱くのではないでしょうか。「守りながら攻める」開発の難しさは、規模の大小を問わず共通の悩みです。
シウマイという看板商品の“形”を維持しながら“味”は餃子にするという、既存の人気商品の資産を活かした派生商品開発の一例です。冷凍品として一度撤退した商品を常温タイプに作り替えて再投入するという、商品ライフサイクルの立て直しの構造も見て取れます。
既存の定番商品の形状やブランドイメージを活かしつつ、中身の味わいだけを変えて新商品として展開する道もあります。また過去に販売終了した商品を、調理形態や価格帯を見直した上で再投入し、再度需要を掘り起こすという道も考えられます。
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