
2025年8月12日、千葉県市川市の外食企業ドリームメイカーが行徳に「大衆立吞倶楽部CUE」を開業した。同社は2021年12月開業のクラフトビールバル「Quokka」(11坪・月商800万円、坪月商70万円超)の運営元で、代表の金内友弥氏は複数の飲食店勤務を経て独立した経緯を持つ。CUEは60種の焼酎を揃え、仔羊クミン焼売など焼酎に合う料理を提供する予約不要の立ち飲み業態で、予約が取りにくいQuokkaを補完する2号店として、近隣の好条件物件を機に出店した。
1号店を軌道に乗せてもなお、次の一手を考え続ける経営者の姿勢には頭が下がります。人気店ゆえの「予約が取れない」という悩みを新業態で解決しようとする発想は、多くの繁盛店オーナーが共感できる部分ではないでしょうか。
好立地・好条件の物件が近くに現れたタイミングで、既存店の弱点(予約困難)を補う形で2号店を出す動きは、単一業態への依存を避けつつ商圏内シェアを広げる典型的な多店舗展開の手法です。クラフトビール・焼酎といった専門性の高い酒を軸に据える点も、価格競争に巻き込まれにくい差別化戦略として業界内で注目されやすいポイントです。
既存店の稼働状況やスタッフの育成状況を見ながら近接エリアに補完業態を出すという道もあれば、無理に多店舗化せず1店舗の質を極める道もあります。酒や料理のジャンルを絞り込んで専門性を打ち出す方法、逆に間口を広げて幅広い客層を狙う方法など、自店の強みに合わせて検討する余地がありそうです。
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