
総菜店「RF1」を運営するロック・フィールドは、冷凍食品ブランド「RFFF」と「神戸コロッケ」の既存商品を9月1日納品分から約1割値上げすると発表した。中東情勢を背景としたナフサ高騰でプラスチック包材のコストが上昇し、品質維持のため価格転嫁が必要と判断した。「海の幸とソースの幸のドリア」は120円上げて1000円、「旨みに感動 ビーフコロッケ3個入り」は50円上げて600円(いずれも税抜き)となる。同日、冷凍食品の新商品5品を9月1日に発売することも発表した。
包材費の上昇という自分の努力では抑えられないコスト増に、値上げという苦渋の判断をせざるを得ない事情には共感できる経営者が多いはずです。
今回の値上げは中東情勢によるナフサ高騰が起点で、対面販売より包材使用量が多い冷凍食品特有のコスト構造が背景にあります。原材料だけでなく包材コストの上昇が価格に直結する構造は、冷凍食品や中食を扱う事業者全体に共通する課題と言えます。
包材コストの上昇分を段階的に価格へ反映していく方法もありますし、包材の見直しや簡素化でコストを吸収する道もあります。また新商品投入とセットで価格改定を行い、既存品と新商品のバランスで顧客の納得感を得るという工夫も考えられます。