帝国データバンクによると、9月の飲食料品値上げは4923品目に達し2026年で最多となった。キッコーマンのしょうゆ類が2〜22%、ミツカンの酢・つゆ類が約7〜26%、ニップンの家庭用冷凍食品が約7〜15%上昇するなど、大手食品メーカーの値上げが相次ぐ。一方でくら寿司やローソンは値下げに動き、具材を減らして価格を抑える「引き算ビジネス」も話題になっている。
仕入れ値の上昇が続く中、価格転嫁と客離れの板挟みで頭を悩ませている経営者は多いはずです。値上げのニュースを見るたびに、自店の値付けも見直さざるを得ないと感じる方も少なくないでしょう。
大手食品メーカーの値上げが4923品目と過去最多を更新する一方で、くら寿司やローソンのような大手チェーンは逆に値下げや具材を減らした低価格商品で客の支持をつなぎとめようとしています。値上げ一辺倒ではなく、価格戦略が二極化している構図がうかがえます。
原材料高を価格転嫁する道もあれば、量や具材を調整して価格を据え置く「引き算」の工夫で対応する道もあります。また、値上げ商品と低価格商品を併存させてメニュー構成で客層を維持するという選択肢も考えられます。