
日本マクドナルドHDは26年12月期の連結純利益予想を前期比3%増の350億円に上方修正した。売上高は2%減の4080億円、営業利益は4%増の555億円を見込む。既存店売上高は通期で4.8%増の見通し。26年1〜6月期は売上高2040億円、純利益17%増の196億円で、セルフオーダー端末導入による効率化が6億円の増益要因となった。原材料高が逆風だが客数増で吸収している。
原材料高が続く中でも既存店売上を伸ばし続ける姿を見ると、日々値上げや原価対応に頭を悩ませる現場としては複雑な思いを持つ方も多いのではないでしょうか。
大手チェーンは限定メニューや店舗運営の効率化投資によって、原価高を吸収しながら客数を伸ばす体力を持っています。中小店にとっては同じ土俵での価格競争ではなく、差別化の方向性が問われる局面といえます。
期間限定メニューのような話題づくりで客数を底上げする道もあれば、セルフオーダー端末などの省力化投資で収益構造を見直す道もあります。自店の強みに合わせて、どこに投資を集中させるかを検討する余地がありそうです。