
くら寿司の2026年10月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比6.5%増の1252億円と好調。通期でも売上高2570億円、経常利益52億円を見込む。一方で営業利益は前年同期比14.7%減の24億円、経常利益も同2.5%減の29億円と減益。原材料費やエネルギー価格の高騰が業界全体の逆風となる中、同社は独自の商品設計と漁業創生の取り組みで顧客満足と事業成長の両立を図っている。
売上は伸びているのに利益が減る――多くの飲食店経営者が直面している悩みと重なる決算内容ではないでしょうか。原材料高やエネルギーコストの上昇は、規模の大小を問わず経営を圧迫しています。
大手回転寿司チェーンでさえ増収減益という結果は、コスト高騰が業界構造全体に及んでいることを示しています。くら寿司は商品開発力と原料調達(漁業支援)という川上への取り組みで対応しようとしている点が特徴的です。
個店レベルでは大手と同じ規模の漁業支援は難しくても、仕入れルートの見直しや旬の魚種を柔軟に取り入れるメニュー設計で原価変動を吸収するという道もあります。また、値上げのタイミングや商品構成の工夫で利益率を守る方法も選択肢の一つです。
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