
くら寿司の連結子会社である亞洲藏壽司股份有限公司は7月31日、タイ王国に現地法人「Kura Sushi(Thailand)Co.,Ltd.」を設立した。2009年の米国初出店、2014年の台湾初出店に続く海外展開の一環で、2027年を目途に東南アジア初出店を目指す。タイは人口約7000万人、訪日客も年間120万人を超え、寿司や回転寿司に親しむ消費者が多い有望市場と判断したという。同社独自の回転レーンシステムを軸に現地展開を進める方針。
海外での大手回転寿司チェーンの動きは、国内で奮闘する経営者にとって遠い世界の話に感じられつつも、日本食の価値がグローバルにどう評価されているかを知る手がかりになりますよね。
米国・台湾で実績を積んだくら寿司が、次の成長市場として親日国であるタイを選んだことは、回転寿司という業態が海外でも受け入れられやすい存在になっている証といえます。国内市場が成熟する中、大手チェーンが海外に成長余地を求める動きは今後も続くと考えられます。
国内の個店にとっては直接的な影響は小さいものの、訪日外国人客の増加を見据えたメニューや接客の工夫を検討する道もあります。また、大手の海外戦略から、自店のブランドや商品をどう差別化・発信していくかを考えるヒントを得るという視点もあります。
飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食店経営者のためのメディアです。