
ホテルモリノ新百合ヶ丘に本格中国料理店「万福樓」が2026年8月8日に開業する。総料理長にはホテル雅叙園東京「旬游紀」で長年活躍した近藤紳二シェフを起用。店名は「多くの福が集まる場所」という意味と、周辺地名「万福寺」への敬意を込めた。記念日や接待だけでなく、家族や友人との日常利用も想定し、ホテルクオリティの料理を地域に根付かせる狙いがある。
ホテル出身の名シェフを迎えて新業態を立ち上げるというニュースは、日々の集客や人材確保に悩む現場の経営者にとっても刺激になる話題ではないでしょうか。
ホテル発の高級中国料理のノウハウを、地域密着型の店舗に落とし込む動きは、ホテルブランドの価値を街場に展開する一つのモデルケースといえます。記念日利用だけでなく日常利用を取り込む狙いは、単価と客数の両立を目指す業態設計の工夫が見て取れます。
ホテル出身シェフの起用は集客の目玉になり得ますが、日常利用を取り込むには価格帯やメニュー構成の工夫も欠かせません。ハレの日需要と日常需要を両立させるメニュー設計や、地域住民への訴求方法を段階的に試すという道もあります。