
くら寿司は9月6日から実施予定だった「ちいかわ」コラボキャンペーンを中止すると発表した。理由として従業員による不正行為が判明したことを挙げている。人気キャラクターとの協業企画は集客施策として注目されていたが、社内管理体制の問題により実施前に取りやめとなった。詳細な不正内容や再開時期については明らかにされていない。
楽しみにしていたコラボ企画が土壇場で中止になると、現場も本部も肩を落とすものです。従業員の不正という理由であれば、なおさら経営者としては胸が痛むニュースではないでしょうか。
大手チェーンが実施するキャラクターコラボは集客の目玉になりやすい一方、キャンペーン運営には応募管理や景品配布など従業員が関わる工程が多く、不正の入り込む余地も生まれます。今回のケースは、企画の魅力度が高いほど社内統制の甘さが表面化しやすいという構造を示しています。
コラボ企画を行う際は、応募・抽選・景品管理などのプロセスを複数人でチェックする体制を整えるという道もありますし、外部システムやパートナー企業に一部運用を委託して属人化を防ぐという道もあります。従業員教育とあわせて、不正発覆時の対応フローを事前に用意しておくことも選択肢の一つです。