飲食業界ニュース
飲食note › ニュース › 値上げ・原価

サイゼリヤ、6年ぶり値上げ検討へ 客単価10円上げで20億円増益効果

日本経済新聞
2026年7月28日 飲食note
サイゼリヤ、6年ぶり値上げ検討へ 客単価10円上げで20億円増益効果

「値上げしない」を掲げてきたサイゼリヤの松谷秀治社長が7月15日の決算会見で、CPI動向を見ながら9月以降の価格改定を検討する意向を表明した。同社は2020年7月のミラノ風ドリア値上げ以降、主要メニュー価格をほぼ据え置いてきたが、原材料費や賃料の高騰を客数増・販管費圧縮だけでは補えなくなった。2025年9月〜26年5月期は純利益が前年同期比12%増の87億円と過去最高を更新。発表を受け株価はストップ高となった。

フクタンのひとこと

物価高で原価が上がり続ける中、値上げを我慢し続けてきた経営者ほど、業界の象徴だったサイゼリヤの方針転換には複雑な思いを抱くのではないでしょうか。

低価格路線の代名詞だった大手チェーンでさえ、客数増や経費削減だけではコスト高を吸収しきれない局面に入ったことを示す動きです。外食業界全体で価格転嫁の是非を見直す機運が強まる中での、象徴的な方針転換といえます。

一気に値上げするのではなく、少額の段階的な価格改定で客離れを抑えながら利益を確保するという道もあります。また、看板商品は据え置きつつ他メニューで調整する、原価の見える化を進めて値上げの説明材料を用意するといった方法も考えられます。

参照元の記事を読む(日本経済新聞)

値上げ・原価大衆食堂・レストラン
フクタンの経営ノート
関連するニュース

飲食noteは、業界ニュースとAIコンサル「フクタン」の解説を毎日無料で読める、飲食店経営者のためのメディアです。