
焼肉店「薩摩 牛の蔵」を運営するビースマイルプロジェクトが、2017年6月1日、渋谷の新商業ビル「HULIC&New SHIBUYA」に新店舗をオープンした。同社は牛肉の生産から加工・流通・販売・外食までを一貫して行う6次産業化を独自スタイルとして確立しており、この体制を強みとした店舗展開を進めている点が特徴。
新業態や新店舗の出店ニュースを見ると、自店の立ち位置を振り返るきっかけになるという経営者も多いのではないでしょうか。
生産から流通、外食までを一貫して手がける6次産業化モデルは、原価や品質のコントロールがしやすく、差別化の材料として注目されやすい構造にあります。渋谷という激戦区での出店は、こうした一貫体制の強みを都心でどこまで発揮できるかを試す動きとも言えます。
仕入れルートを見直して独自性を高める道もあれば、既存の卸との関係を維持しつつ商品の見せ方や体験価値で差別化する道もあります。自店の規模に合わせて、どこまで一貫体制に近づけるかを段階的に検討するという方法も考えられます。