
サイゼリヤは10月上旬、鳥取県鳥取市の商業施設「そよら鳥取駅南」内に新店舗をオープンする。同市での出店は2店舗目で、中心市街地に隣接する立地が特徴。イタリアの家庭料理をリーズナブルな価格で提供する同社の戦略を継続し、地方都市での商業施設内出店を進める動きの一例といえる。
地方都市でも大手チェーンの出店が続くと聞くと、地域の飲食店経営者としては競合の増加に不安を感じる部分もあるのではないでしょうか。
サイゼリヤは商業施設内への出店を軸に、地方の中心市街地隣接エリアでの店舗網拡大を進めています。同一都市での複数出店は、その地域の集客力や商圏の厚みを大手側が評価している表れとも読み取れます。
周辺の個人店・中小チェーンとしては、価格勝負を避けて独自メニューや接客の差別化で棲み分けを図る道もあれば、逆に商業施設周辺の集客増を追い風として捉え、時間帯やターゲット層をずらして共存を目指す道も考えられます。