
1888年創業のフランス老舗レストラン「ラ・メール・プラール 東京」が今春、39種類の新メニューを発表。看板のふわふわオムレツは年間50万人以上に提供される人気商品で、東京限定の新作「キノコのクリームリゾットとフォアグラのオムレツ」(税抜2000円)は著名セレブ愛用のフォアグラオムレツを現代風にアレンジ。ほかにノルマンディー産ムール貝を使った「ムール マリニエール」(税抜1600円)なども投入し、既存の看板商品に新たな付加価値を加える形でメニュー強化を図っている。
看板商品がある店ほど、新メニュー開発には慎重にならざるを得ないという悩みは多くの経営者に共通するのではないでしょうか。
看板メニューの世界観を壊さずに新作を打ち出す手法は、老舗ブランドが既存ファンと新規客の両方を取り込もうとする際によく見られる動きです。素材や調理法に希少性・物語性を持たせることで、価格帯を引き上げつつ話題性も確保しています。
看板商品を軸に限定素材やストーリー性のある食材を組み合わせて派生メニューを作るという道もありますし、既存メニューの調理工程や由来を改めて打ち出して価値を再発見してもらうという道もあります。立地限定メニューで差別化を図る方法も選択肢の一つです。
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